不妊治療

多嚢胞卵巣の診断から授かるまで

こんにちは。ゆきねこです。

私はもともと10代から生理不順があり、18歳の時に無月経となりました。

その後婦人科で処方されたピルを飲み続け、26歳の時にいざ子どもが欲しいとなり、不妊治療を始めました。

その後不妊治療を始めてから第一子を授かるまでの流れをお話ししたいと思います。

多嚢胞卵巣で不妊治療に苦しんでいる人の少しでも参考になると嬉しいです。

  1. 一般の婦人科病院にて
  2. 不妊治療専門の病院へ
  3. 甲状腺機能低下症の治療
  4. 漢方薬局へ
  5. タイミング法
  6. 人工授精(AIH)
  7. 加藤レディスクリニックへ
  8. まさかの自然妊娠
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1.一般の婦人科病院にて

ピルを処方してもらっていた病院へ妊娠希望であることを伝え、一旦ピルの服用を中止し、基礎体温表をつけ始めました。

結果、基礎体温は低温期,高温期など無くバラバラで無排卵でした。

エコー検査もすると、卵巣に排卵できなかった卵胞がたくさんあり、多嚢胞性卵巣だと診断されました。

とりあえず排卵をさせるため排卵誘発剤であるクロミッドを服用しましたが、排卵には至りませんでした。

2.不妊治療専門の病院へ

排卵誘発剤を使用しての治療は不妊治療専門の病院の方が良さそうだと思い、自宅から通えて仕事帰りにも寄れそうな病院を選び、治療を進めることにしました。

まずは血液検査やエコー検査等基本的な検査を行いました。

3.甲状腺機能低下症の治療

不妊治療専門の病院で採血した結果、甲状腺機能に異常があるとのことで甲状腺専門の病院を紹介され、まずは甲状腺の治療を行いました。

幸い、薬を飲むだけで治療できるとのことで「チラージン」という薬を毎日飲むことになりました。

4.漢方薬局へ

不妊治療専門病院や甲状腺専門の病院へ通いつつ、何か妊娠に近づける方法は無いかと思い色々調べていたところ、多嚢胞卵巣は病的な体質で起こるものという情報を見つけ、体質改善なら漢方薬が効くのでは、、、と漢方薬局を訪れました。

最終的には3軒ほど漢方薬局を回り、最後に訪れた薬局で妊娠~産後までお世話になりました。

どんな漢方薬を服用したかは、後の記事で詳しく書きます。

5.タイミング法

甲状腺機能が薬の服用によって安定してきた頃、排卵誘発剤を使用してのタイミング法を試すことになりました。

3回ほどタイミング法を試しましたが、そもそも平日にタイミングを取るなんて難しく、妊娠に至ることはありませんでした。

6.人工受精(AIH)

タイミング法で授からなかったので、人工授精(AIH)へステップアップすることにしました。

引き続き排卵誘発剤を使用し、人工授精も4回行いましたが、またしても妊娠することはありませんでした。

7.加藤レディスクリニックへ

人工授精もダメだったので、最終手段である体外受精へステップアップを決めました。

どうせ高いお金を出して治療をするなら。。。と思い、体外受精ではかなり名高い加藤レディスクリニックへ初診まで1か月待って受診しました。

8.まさかの自然妊娠

加藤レディスクリニックを受診しエコー検査をした時、排卵誘発剤を使用していない周期にも関わらず、排卵直後の状態の卵巣であることを指摘されました。

不妊治療中、初めて自力での排卵があったことに驚きましたが、たまたま奇跡的に排卵しただけで妊娠には至らないだろうと思い、生理が来るのを待っていました。

ところが、生理予定日になっても基礎体温が高温期をキープしており、市販の妊娠検査薬で検査すると妊娠陽性反応が出ました!

まとめ

不妊治療は出口の見えないトンネルのようだと言われていますが、本当にその通りで妊娠するまでは一生自分の子どもをこの手で抱くことは出来ないのではないかとネガティブな気持ちになり、精神的にかなり落ち込むことも多かったです。

不妊治療についてネットで色々調べていると、治療をお休みしたら妊娠したという体験談も目にしており、そんなことあるわけがないと思っていましたが、実際に私も治療を中断している時に授かりました。

焦っている時や真面目な人ほど治療を休むというのには抵抗があると思いますが、勇気を持って少しだけお休みするというのも大事かもしれません。

また、確実に効果があると断言はできませんが、腕の良い先生や自分に合った薬が見つかれば漢方薬も試してみる価値はあると思います。